ステンレス鋼の不動態化とは?
不動態化処理と電解研磨の違いを正しく理解して現場の判断に活かす 電解研磨だけすれば不動態化は不要だと思っていませんか?実は電解研磨後でも不動態化処理を追加しないと、 耐食性 が基準値の30%以下になるケースがあります。. 不動態化処理 (ふどうたいかしょり、 英: passivation treatment)は、 ステンレス鋼 に施されることがある、 不動態化 しやすくなるようにして材料の耐食性を上げる化学処理。 不働態化処理 とも記す [1]。 ステンレス鋼自体は、通常は自動的に不動態化して 腐食 しづらい材料である [2]。しかし.
不動態(ふどうたい、不働態とも、英:passivation)とは、金属表面の腐食作用に抵抗する酸化被膜が生じた状態のこと。この被膜は溶液や酸にさらされても溶け去ることが無いため、内部の金属を腐食から保護するために用いられる。
酸化力のある酸にさらされた場合や、陽極酸化処理によって生じる。不動態の典型的な被膜の厚みは、例えばステンレスに生じる不動態の場合、数nmである。
すべての金属が不動態となるわけではない。不動態になりやすいのは、アルミニウム、クロム、チタン、亜鉛などやその合金である。また、これらの金属は弁金属(バルブメタル)と呼ばれる。
反応機構
酸化被膜の厚みが時間とともに増加するのだが、この反応機構を解明する要請は大きい。主な要因としては、母材金属の体積に対する酸化被膜の体積、金属酸化物から母材金属へ酸素原子が拡散するメカニズム、酸化物の相対的な化学ポテンシャルなどがある。酸化物層が結晶質である場合、結晶粒間の粒界は、酸素原子が下部の酸化されていない母材金属に到達する主要な経路を形成する。このため、粒界がない酸化ガラス被膜は酸化反応が遅くなる。不動態の形成に必要だが十分でない条件は、電位-pH図に示されている。防錆剤(腐食防止剤)の一部は、塗布した金属の表面に不動態化層を形成するのを促進する。溶液に溶けた化合物(クロム酸塩、モリブデン酸塩)は、金属表面に非反応性で溶解度の低い被膜を形成することがある。
具体例
アルミニウム
アルミニウムは、空気に触れると空気中の酸素により酸化して表面に薄い酸化アルミニウム層を形成する。この酸化アルミニウム層は不動態であり、腐食や酸化を防止する。しかし、一部のアルミニウム合金は、酸化皮膜を形成しないため、腐食から保護されないことがある。
チタン
チタン及びチタン合金の表面は、空気に触れると酸化し、酸化チタン(主に二酸化チタン)の薄い不動態化層を形成する。この不動態化層では、酸化物が徐々に成長し、厚くなっていくので、腐食に対する耐性が向上する。この不動態化層のため、海水のような腐食環境下であっても使用することができる。
実用例
不動態を用いた例として、次のものが挙げられる。
- アルマイト – アルミニウムの陽極酸化処理。希硫酸などを用いた電気分解により、アルミニウム表面に酸化アルミニウムの被膜を形成。
- 電解コンデンサ – アルミニウム、タンタルもしくはニオブを陽極酸化処理し、表面に緻密な酸化被膜を形成した陽極を用いたコンデンサ。
- ステンレス – 含有するクロムの空気酸化により、表面に酸化被膜を形成。
- 発色チタン -チタン、もしくはジルコニウムは、陽極酸化処理によって多彩な発色を呈する。紫外線劣化しない発色法として宝飾品・装飾品に用いられる。
関連項目
- 耐候性鋼
- 不動態化処理
脚注
不動態化処理とは(パシペート処理)|仕組み・方法・効果・選定ポイント meviy ミスミ
不動態被膜 ステンレス 不動態膜の作り方 DHKCJN
ステンレスの不動態化処理とは? 多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社
ステンレスの不動態化処理とは? 多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社
【基礎中の基礎!】不動態化処理とは 三和鍍金
耐久性を確保するための防蝕技術:不導体被膜の重要性と重要ポイント
不動態:その生成の仕組みと活用法 はじめよう固体の科学
ステンレス鋼の不動態化とは?
不動態皮膜厚み 不動態皮膜形成 ニッケルの酸化皮膜 NQZJBQ
電解研磨・化学研磨・酸洗い・不動態化処理 大阪の葵スプリング株式会社|バネ(ばね)、コイルバネ、線バネの製作・加工を試作から承ります。
【基礎中の基礎!】不動態化処理とは 三和鍍金
不動態覚え方 不 動態 化 処理 Green Ems Library
不動態化処理 G&O Springs
ステンレスの不動態化処理とは? 多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社
不動態(覚え方・ゴロ・原理など) 化学のグルメ
不動態化処理とは:ステンレス鋼の腐食防止
研磨加工|仕上げ工程技術の特徴・種類・加工手順を解説 株式会社ネオス
金属不動態 不動態 金属 覚え方 鋼の腐食:流速の影響 INHEPO
第1回 ステンレス鋼の「かじり」や「粘り」を原子レベルで理解する|santen
電解研磨(EP) 日章アステック株式会社
今回は「不動態」について解説していきます。 不動態は無機化学を学習すると、必ず目にする重要な用語の1つです。 不動態は金属に関係する現象であり、様々な工業技術に応用されているぞ。. 不動態 (ふどうたい、 不働態 とも、 英:passivation)とは、 金属 表面の 腐食 作用に抵抗する 酸化被膜 が生じた状態のこと [1]。 この被膜は溶液や 酸 にさらされても溶け去ることが無いため、内部の金属を腐食から保護するために用いられる。